10/9 整地も順調に進み、本日は配筋検査を行いました。
配筋検査では、構造図に指定されている鉄筋のサイズ、ピッチ、数などが図面通りに配筋が組み上がっているかを監理者として確認します。
といっても構造図をもとに、材料も手配されていますので、ここが間違っていることはほとんどありません。
では、なにを大事に検査に行くかというと「被り厚さ・定着・継ぎ手」の3点を徹底的に確認するためです。(前事務所のボスである配筋検査マシーンこと中川さんからの受け売りです!)

「被り厚さ」とは、鉄筋を腐食から守るために各部位ごとに定められている最小距離のことです。
「定着」とは、鉄筋がコンクリートから抜け出さいないようにある程度埋め込む長さのことです。
「継ぎ手」とは、1本では施工できない場合に、2本の鉄筋を重ねわせて配筋します。重ねあわせる長さを適切にとることで性能を確保できます。
この3点はどんなに気をつけていても、勘違いや見落とし、途中で鉄筋が動いてしまったりなどと、どうしても不具合などが生じてしまいます。
せっかくきれいに図面通り配筋されていても、この3点に不具合があると十分な強度が確保できない場合があります。
そうならないために、配筋検査は重要なのです!

そして10/11はいよいよコンクリートの打設です!
打設がおわると建物の形状がしっかりとみえてきます!​​​​​​​
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